Nvidiaは、同社の新しいシリーズ50 GPUの一部にレンダリングユニットが欠けており、パフォーマンスに影響が出ている報告を確認



Nvidiaは、同社の新しいシリーズ50 GPUの一部にレンダリングユニットが欠けており、パフォーマンスに影響が出ている報告を確認としていて、どのような声明を出しているのかというのと、今は改善しているのかですね。


Nvidiaは、同社の新しいシリーズ50 GPUの一部にレンダリングユニットが欠けており、パフォーマンスに影響が出ているというユーザーからの報告を確認しました。

先週、ユーザーから、新しいRTX 5090グラフィックカードに搭載されているレンダリング出力ユニット(ROPs)の数が少ないとの指摘が寄せられました。

具体的には、RTX 5090には176個のROPsが搭載されているはずですが、一部のユーザーは、カードに搭載されているROPsの数が168個であり、本来の数より8個少ないと報告しています。

また、96 ROPs あるはずの新しい RTX 5070 Ti カードには、実際には 88 ROPs しかなく、Nvidia の公式スペックよりも 8 少ないという指摘もありました。

TechPowerUp は RTX 5090 のレビュー用ユニットを確認し、こちらも 8 ROPs 不足していることを確認しました。これは、パフォーマンスの低下が 4.54% になることを意味します。

同サイトは、設定を最大にして『エルデンリング』を4Kで実行したところ、影響を受けたRTX 5090は、影響を受けていないカードでは185~190 FPS程度であるのに対し、平均で約174 FPS程度であることが分かりました。

現時点では、10~15 FPSの違いは数値が高いことを考えると無視できるほど小さいように思えるかもしれませんが、ゲームが時とともにさらにグラフィックが詳細になるにつれ、これらの平均フレームレートが低下し始めると、パフォーマンスの違いがより顕著になる可能性があります。

同社は現在、一部のカードに問題があり、その問題が現在リリースされている50シリーズの全モデルに影響していることを確認しています。影響を受けるカードは0.5%未満、つまり200枚に1枚程度であると推定しています。

『GeForce RTX 5090 / 5090D、RTX 5080、5070 Ti GPUのうち、仕様よりも1つ少ないROPを持つ0.5%未満(0.5%)の製品に影響を及ぼす稀な問題を特定しました』と、同社はThe Vergeへの声明で述べています。『平均的なグラフィック性能への影響は4%で、AIおよびコンピューティングの作業負荷には影響がありません。影響を受けたユーザーは、ボードメーカーに連絡して交換を依頼することができます。この生産上の異常は修正済みです。』

NvidiaのグローバルPRディレクターであるBenjamin Berraondo氏はThe Vergeに対し、他のNvidia GPUは影響を受けず、まもなくリリースされるRTX 5070も影響を受けないと述べました。

RTX 5090 / 5090D、5080、5070 Ti をお持ちのユーザーは、インストールされているビデオカードとグラフィックプロセッサに関する情報を表示する小型のシステムユーティリティであるGPU-Zをダウンロードし、実行して、お使いのカードが正しい数のROPを備えているかどうかを確認することができます。

もしカードに影響がない場合、5090には176個、5080には112個、5070 Tiには96個のROPがあるはずです。

もしそれぞれ168、104、88 ROPsと表示されている場合は、そのカードは影響を受けています。ユーザーはカードのメーカーに連絡して交換してもらうか、そのまま使用して性能低下を受け入れるかの選択を迫られます。

Nvidiaは先月、同社史上最も高性能なグラフィックカードであるRTX 5090を含む50シリーズGPUの販売を開始しました。


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せっかく高いお金を出して最高のパフォーマンスを得る事を目的としているのに不具合があるというのは気持ち的にも穏やかではいられないですね。当然該当したら交換するでしょうね。

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