ネクソンの2024年第4四半期の売上高は前年同期比6％減の797億円（5億3130万ドル）に、その内訳とは？
2025/02/22
ネクソンの2024年第4四半期の売上高は前年同期比6％減の797億円（5億3130万ドル）に、その内訳とは？としていて、韓国の企業が中国に積極的に進出したい意思を明確に持っているようですね。
ネクソンの2024年第4四半期の売上高は前年同期比6％減の797億円（5億3130万ドル）となりました。
減損損失70億円（4670万ドル）の影響を受け、営業損失は17億円（1130万ドル）となりました。これを除いた営業利益は53億円（3530万ドル）でした。純利益は予想を上回る320億円（21億3300万ドル）でした。
ネクソンは、2024年度の通期売上高が4462億円（29億7000万ドル）と過去最高を記録したと発表しました。これは、中国における『ダンジョン＆ファイター モバイル』の貢献により、前年比5％増となりました。営業利益は、IPポートフォリオへの投資により8%減の1242億円（8億2800万ドル）となりました。純利益は91%増の1348億円（8億9870万ドル）でした。
ネクソンは2024年に、メイプルストーリー、ダンジョン＆ファイター、FCの3つの主要フランチャイズで成功を収めました。これら3つのフランチャイズは前年比10%増の3,307億円（22億ドル）となり、総収益の74%（2023年の71%から増加）を占めました。
ダンジョン＆ファイターが成長を牽引し、中国でのダンジョン＆ファイターモバイルの成功的なロンチにより、53%の急増となりました。しかし、ダンジョン＆ファイターモバイルの成長は第4四半期から2025年初頭にかけて鈍化しました。
『第1四半期にリリースされた新年のアップデートは、新規および復帰プレイヤーの獲得だけでなく、ユーザー維持にも苦戦しています』とネクソンは述べています。『その結果、第1四半期の収益は予想を下回る見込みです。』
ネクソンは、より多様で『きめ細かくローカライズされた』コンテンツと新しい体験を提供することで、より幅広いユーザーを惹きつけ、中国での事業拡大を目指しています。これを支援するために、同社はテンセントとの共同開発契約を締結し、テンセントの生産能力を活用して『中国の巨大なゲーム市場における幅広いユーザー』の獲得を目指しています。
一方、メイプルストーリーのフランチャイズは2024年に減収となりましたが、グローバルメイプルストーリーは24%の成長を遂げ、現在ではフランチャイズ収益の35%を占めています。
さらに、マビノギのフランチャイズは7年間にわたって着実な成長を遂げています。ネクソンは、モバイル展開によりこれを加速させる計画で、韓国での3月27日のリリースに先駆け、マビノギモバイルの事前登録を開始しました。
『2024年に記録的な収益を達成したネクソンは、持続的な成長と収益性を維持するために、『ダンジョン＆ファイター』のような確立されたフランチャイズの強化に努めています』と、ネクソンの代表取締役社長兼CEOであるLee Junghun氏は述べています。
また、『自社のクリエイティブな力を規律正しく高め、さらにテンセントとの新たな共同開発契約により、成長を推進するのに必要なリソースが提供されるでしょう。さらに、2027年までにリリース予定の7つの新ゲームは、それぞれ年間100億円以上の収益を生み出す可能性を秘めています。』
『当社は、今後数年間で大幅な成長を遂げるためのビジョン、計画、バランスシートを備えています。ネクソンの中期成長戦略に対する自信の表れとして、また株主価値の向上を目的として、取締役会は、2月14日より開始される1年間の1000億円の自社株買い戻しに、同社の豊富な手元資金を充当することを承認しました。』
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特に中国市場をターゲットにしているようで、日本の企業でも積極的にアプローチしている所もありますが、任天堂は撤退しますし、大きな市場だけを見ていればいいというものではないですね。
